搾取された負け犬たちの悲しい遠吠えだけが書き込まれる虚しい掲示板
オンカジではもう遊ばなくなったけど、そのかわり、いまのオンカジの掲示板を見るのはけっこう面白いかも。
っていうか、あたしの場合はオンカジで負けまくってたときは余裕がなかったから、むしろオンカジの掲示板でさらに負のオーラを浴びるのがイヤだったってのはあるよね。
でも、オンカジから足を洗った甲斐もあって、オンカジの掲示板を見る程度の心の余裕ができた。
最悪な言い方になるけど「みんなバカだなあ」って距離を置いて見れるようになったっていうか。
もちろん、オンカジの掲示板を見て、単に上から目線になってるわけじゃないよ。
そこには当然「あたしもこんな感じだったんだよなあ」っていうトホホな反省もある。それはほとんど自己嫌悪になるほどのバカさだね。
オンカジ沼にズブズブだったときは掲示板に投稿される「オンカジなんてやめな」みたいな意見に耳を貸せなかったけど、いまはあたしも同じ意見。
だけど、あたしがそういうことを掲示板に書いても、現役のオンカジプレイヤーには届かないだろうね、っていう無力感もある。
今はオンカジ掲示板のホンネの反省文がアツい!
オンカジ掲示板といえばオンカジの必勝法とかイカサマ論議なんかが主流だと思われがちだけど、いま一番アツいのはオンカジをやめた人たちによる「反省文」が投稿されてるような掲示板だね。
そもそも過疎化が進んでて書き込み自体が少ないのがオンカジの掲示板の現状。
オンカジのオワコンっぷりを眺める場所としてしか機能してないっていうね。
オンカジに苦しめられたあたしとしては痛快だな。
オンカジなんてやらなければよかった、オンカジやめてよかった、オンカジごとなくなれ、みたいな言葉が目立つようになってきたのは本当にいいことだ。
でも、あの頃はそう言ってる人のほうが間違いだと思ってたんだからまったくバカな話だよ。
今のオンカジの掲示板を見ていると、オンカジがもうステマ系の人からも見捨てられたんだなあってのがよくわかる。
当時は口論の元にしかならなかった「勝った人」のマウント的な書き込みは明らかになくなってきたし、勝てるとか儲かるみたいな情報自体求められてないっていう印象が強いかな。
焼け跡に残ってるのは、借金が返せないくらいに金を使ってしまった人、自分の過ちに気づいた人の遠吠え的な反省文だけ。
こういうのを、確か「目覚め系」っていうんだっけ?
まあ、そんな感じ。
いままでのオンカジの掲示板が「嘘」と「宣伝」しかなかったとするなら、いまのオンカジの掲示板は「本当の言葉」しか書かれてない。
これはすごくいいことじゃないかな。
稀にオンラインカジノのサイトなんかでもただ単におすすめ!登録してみてね!と書かれているのではなくあんまり良くない、個人的にはおすすめできないと書いてあるサイトもあったりするよね。
本当に利用してみた人が書いているサイトなんだなって実感できるからいいことだと思う。
オンラインカジノについて調べたいならこのサイトを一回見てみてもいいと思うんだよね。
オンカジを否定すると人格攻撃されていた時代の掲示板
いまも少しはそういう書き込みはあるけど、かつてのオンカジ掲示板には「オンカジ自体を否定すると人間性を攻撃してくる」っていう流れがかならず発生する時期があったのがヤバかった。
オンカジに限った話ではなく、ギャンブルって「負けてる」ってことを絶対に認めたくないというか、「負けたからやめるんだ」っていう正しい選択ができなくなる心理状態に追い込まれるんだよね。
自分の人生が苦しくなっている原因は明らかにオンカジにあるし、しかもその苦しみはオンカジをやめるだけですぐになくなる。
そんなことはわかってんだけどさ、わかりきってることを改めて言われるのって、けっこう「カチン」とくるもんなんだよね。
これはあくまであたしの私見でしかないけど、当時のオンカジ掲示板の書き込みを思い出すと、やっぱり「オンカジを否定されるということで自分が否定された」と感じるような間違った思考回路がどこかにあったんじゃないかと思ってる。
オンカジの掲示板に素直な「オンカジやめてよかった」「もっと早くにやめてればよかった」って書き込みが投稿されて、それへの攻撃的な返信が激減したのは、意固地になってた「自分への否定」っていう歪んだ認知がなくなった結果のようにあたしには感じられる。
これでやっと人間としてはマイナスからゼロになれたってところじゃない?
ここからプラスにまで持っていければ、オンカジも一つの教訓としては役立つかもね。自戒も込めて、オンカジの掲示板を読んでるとそんなことを思うよ。